

タイミングが合わず、お断りしたN社から「付き合いのある買取業者さんから金額の提示があった」とメール。売り出している価格からすると安めだが、どのみち、価格交渉が入って売り出し価格より安く売ることになるはず。それを考えると悪くない数字だ。だが、一度T社に頼んだ以上、契約期間の3カ月間はお任せするしかない。そのように返信を書いてメールする。

T社からは2週間に1度、メールに添付して営業活動報告書が来るものの、目だった進展なし。あまり動きがないのであれば、価格を見直すなり何か、手を打ったほうがいいのではと思うものの、仕事が忙しく放置。後日、猛反省をすることに。

T社との契約の有効期限が12月初旬までということを見越して、2社からアプローチ。うち、L社からは一部のリフォームなど売り方の提案があり、なるほどと納得。詳しく説明してほしいと返信をする。D社からはぜひ会って欲しいと連絡があり、12月1日、朝8時に待ち合わせをすることに。

8時の約束が10時まで待っても連絡なし。こちらから連絡を入れると、すっかり忘れていた様子。その後、詫びの電話が何回か来たが、もう二度と連絡するなと言い渡す。L社からはご検討いただけましたか?と間の抜けたメール。いいと思ったから、説明して欲しいとメールしたのに、意図を理解していない。やはり、ここもダメだ。

T社との契約の有効期限は3カ月なので、この日まで。はかばかしくない状況を打破するため、何か連絡が来るかと思ったが、何の連絡もなし。もう、T社ではだめだろう。そこで、以前からのやりとりで印象が良かったN社に連絡を入れ、翌日、訪問することにする。

N社を訪問。担当者はこれまでの周辺物件の売買例などの資料を用意していてくれた。非常に率直な人で、いくらで売りたいではなく、最終的にいくら手元に残ればいいのかという質問をされた。私が出した希望額を聞くと、それに100万円でも、200万円でも上乗せできるように売りますという答え。その答えで最終的にN社に依頼することに決定。

T社から鍵を引き上げ、N社に渡す。その翌日、すでに3件の案内が入っているという。これで決まってくれればいいが・・・。

希望額以上の額を提示してきた買い取り業者があったと連絡。私としても十分満足できる額だったため、それで話を進めてほしいと返事。その後、来週17日に契約をするので、書類を用意してほしいと電話をもらう。どんな書類が必要か、一覧のファックスが来たので、それに従う。不動産会社の指示に従えば、けっこうラクチンみたいだ。また、さらにもう一度電話があり、アスベスト使用の有無について何か資料はないかという。確か、管理組合が使用の有無についての調査をしていたはずなので、資料を探してファックスしますと答える。

アスベスト使用に関する資料をファックスしたところ、先方がそれを理由に値下げしろと言ってきたと電話。資料に、機械室などの天井にアスベストが使われている可能性があるとあったのだ。入居者が入る可能性のない場所で、しかも可能性がある程度なのに、と腹が立ったが、仕方ない。N社の担当者もむっとしたようで、他社にあたりますと言ってくれた。

驚いたことに、N社の担当者はすぐに次の売却先を見つけてきた。しかも、最初の会社とほぼ金額的には変わらない。もちろん、OKを出す。専任媒介契約では営業活動の報告は2週に1度と定められているが、N社は毎週出してくれる。会社によってずいぶん違うものだ。


N社に依頼してから2週間としないうちに売却成功。あのまま、T社にまかせっきりだったら、どうなっていたことか。売却のポイントは会社選び、担当者選びにありということを実感した経験だった。


